2021総体予選を終えて

「負け」を「価値ある負け」にできるかは、負けてからの取り組み方で決まる。
「勝利より敗北からの方が学ぶことが多い」とよく言われる。
それは本当だろうか。
それは「敗北」の後の生き様次第。
「あの負けがあったから、この勝利がある」と言える瞬間を迎えて初めて、「過去の敗北」に価値が生まれる。
つまり、「敗北」した瞬間には、その「敗北」には何の価値もない。
ただ、実力が及ばなかったという事実以外、そこには何もない。


「勝利」を掴もう。
今までの我々が掴んだことのないほどの「勝利」を掴もう。
その時になって初めて言おうじゃないか。
「あの敗北があったからこそ、今この瞬間がある」と。
この「敗北」に価値を付けるために、心に火をつけてこれからのキツい夏に立ち向かおう。
冬に勝利するためには、今から迎える夏が一番の勝負だ。
意識を変えて、人間を変えて、心を燃やしてグラウンドに来い。